求人情報からQC検定の活用度を調べてみた!

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QC検定
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どうもこんにちは!

QC検定は、求人という観点からどう示されているか調べてみました。

なお、調査方法として完全ではないものなので、参考として見ていただけると幸いです。

調査方法

某求人情報でQC検定と検索して、ヒットした上位100件のデータでQC検定の記載がどこに使われているのか調査しました。

※2022年12月29日時点

調査結果

(1)応募条件ではどのように記載されているか?

求人欄の応募条件に記載されているのは100件中77件でした。なお、残りの23件は福利厚生等の欄に記載されております。

そのうち必須要件として記載されているのは9件、歓迎要件として記載されているのは62件、その他(例えば、身につく力等)で記載されているのは6件でした。

必須要件で記載されている9件は、すべて品質保証・品質管理職でした。

一方で、歓迎要件できさいされている全62社のうち品質保証・品質管理職は49件、技術職は6件、生産技術職は5件、その他(調達職、業務改善職)は2件でした

調べていくうえで、必須要件でも歓迎要件でもその多くは、その要件に附随して、実務経験、業界経験、技術的知識が要求されており、QC検定だけをもって、職種変更をするにはそれなりのハードルがあるように感じます。もし、職種変更をご検討の場合は、QC検定を全面に出すのではなく、実務経験、業界経験、技術的知識等を積極的にアピールし、補足としてQC検定をアピールしても良いのかもしれません。

また、QC検定は、品質保証・品質管理職以外でも理系分野を中心に一定数歓迎される条件のように思います。

(2)求人ではQC検定の何級以上を求めているか?

次に、調査方法は、上記必要要件と歓迎要件の71社うち〇級以上と記載されたものをまとめました。

結果は以下のとおりです。

QC検定で具体的に何級が必要なのか設けていない「制限なし」が一定数いる中で、積極的にアピールするには少なくとも3級、可能であれば2級以上ほしいところかもしれません。

(3)福利厚生としてはどのように記載されているのか?

福利厚生のうちQC検定と明記されているのは、100件中20件でした。そのうち資格手当として記載されているのは11件、資格取得補助・奨励金として記載されているのは、9件でした。

この調査に関しては、QC検定と記載されていなくても資格手当や奨励金の一種として何らかの手当が支給されている場合もあるし、仮にQC検定に資格手当が出ると記載されていても、特定の部署のみ支給される場合もあり得ますので、自分の会社や転職希望先に聞いてみても良いかと思います。

なお、私の勤め先では、製造業ですが、技術職にかかわらず、QC検定の資格手当が毎月支給されるので、非常に助かっています。

最後に

調査結果は以上となりますが、個人的には、製造業を中心に幅広く資格取得を奨励しており、必須資格というわけではないものの、幅広く評価される資格なのかと思います。また、QC7つ道具等の考えは技術職にかかわらず、仕事を進めていくうえで非常に役立ち、資格手当をもらえる可能性も高いので、とって損はないと思います。

もし、興味があれば3級から挑戦をお勧めします。

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