先日、令和6年度の税理士試験の受験案内が国税庁のウェブサイトに公表されました。
昨年4月頃、急遽目指そうかと思い立ち、受験をしようとしたのですが、個人的に焦った場面がいくつかあったので、反省の意味も込めて、気をつけておくべきことを記載したいと思います。
e-Taxで受験申込みできるけど、受験票を用意し、郵送しなければならない
昨年、急遽、税理士試験を受験してみようと思い立ち、e-Taxで受験申込みできることを知りました。
へぇ~、税理士はオンラインで申し込みができるのかと、気楽に考えていたのですが、税理士試験のオンライン申込みは他の資格試験の申込みと異なり、注意しなければならないことがあります。
それは、紙の受験票を入手しなければならないこと、必要書類を期限までに郵送しなければならないことです。
オンラインで申込みができると聞いた私は、すべてがオンラインで簡潔すると錯覚してしまいましたが、実は、紙の受験票を入手し、それに必要事項等を記入して、郵送しなければなりません。
しかも、紙の受験票は、もしかすると、資格学校でももらえるのかもしれませんが、調べる限りだと、決められた国税局でしか配布されておりません。申込みをしたいなら、まずは、郵送で請求するか、直接決められた国税局に取りにいかなければなりません。
オンラインで手続きができると悠長な気持ちでいると、受験票を入手できなくなってしまうこともありえますので、気をつけましょう。
申込用紙を入手する場所が限られており、申込期間も意外とタイトである
先にも少し触れましたが、受験票や受験案内が配られている場所は非常に限られており、12か所しかありません。配布場所が近所であれば特に気にしなくても良いとは思いますが、遠方の受験生は郵送請求しなければ入手できないということも多いのではないでしょうか。郵送には時間もかかりますし、請求方法に失敗したら受験票や受験案内が届かなくなってしまうかもしれません。できるだけ余裕をもって、受験票や受験案内を入手するよう気をつけましょう。
税法科目を受験するには、受験資格を証する書面の提出も必要である
令和5年度から簿記論と財務諸表論については、受験資格がなくなりましたが、税法を受験するには、受験資格が必要です。そして、受験資格を満たすことを証明する書類として、大学の成績証明書や会社の職歴証明書等の提出が求められています。
税理士試験の受験申込期間は、あまり長くはない中で、更に、各種証明書を手配しなければならないと時間的にタイトになっています。
この点についても、十分にお気を付けください。
最後に
以上が昨年、私が申込みをしようとして、焦ったことです。これらのことはちゃんとウェブサイトの受験案内を読んで、余裕をもって行動すれば、問題ないことであり、それで失敗しても自己責任であると思います。自分自身も昨年は反省しました…
せっかく受験勉強しても申込できなかったら、非常に後悔しますので、皆さんは十分に気をつけてください。
また、将来的には、すべてオンラインで申込みが完結できることを願うばかりです。
なお、私は、なんとか申込みはできたのですが、とある税法科目を1科目受けたものの、不合格でしたw残念っ!><
コメント