Wordを使っていれば当たり前なのですが、意外とやっている方が少ないと感じたのは、PDFファイルをWordに変換する作業なのかと思います。
個人的には、間違った問題をまとめておきたいと思ったとき、いちいち紙で書いてまとめたり、コピーして該当箇所を切り抜いたりすることは非常に面倒なので、PDFファイルをWordに変換しているのですが、あまりやっている方はいないような印象があります。
需要はないかもしれませんが、そのやり方は簡単なので、興味があればやってみてはいかがでしょうか。
やり方
今回は、令和3年度司法書士試験午後の部のPDFファイルをWordファイルに変換してみようと思います。
(1)法務省のWEBサイトから試験問題のPDFをダウンロードしておく。
(2)Wordを起動して「開く」を選択する。
(3)「参照」を選択して、対象のPDFファイルを開く。
(4)完成
次のとおりWordファイルがこれだけで作ることができます。
もとのファイルと文字サイズ等が異なるので、若干のずれがありますが、基本的には表形式でも反応してくれます。
PDFファイルからWordファイルへの変換でできないこと
PDFデータが画像データとして認識されてしまう場合にはできません。
しかし、このような場合でも、OCR機能(※)がついているサービス等を使えば、画像データでも文字と認識してくれる場合があります。
※OCR機能とは、Optical Character Recognitionの略語であり、日本語では光学式文字認識と言います。画像データから文字を認識しパソコン上で検索・編集可能な文字データとして取り込むことができる機能です。
OCR機能がついている無料サービス:Googleドライブ
OCR機能がついているものでいうと、Googleドライブが最適ではないかと思います。
このやり方は別途ご説明します。
私の資格試験での使い方
私の勉強スタイルは原則紙媒体を使って、勉強をしていましたが、間違いノートに関してはWordファイルで作成していました。この間違いノートは何度も間違ってしまう過去問の選択肢をWordファイルに貼りつけておいて、どんどんストックしていくものです。この点、手書きであれば、字が汚くて読めなかったり、間違いノートを作るうえで時間がかかりすぎてしまったりするので、このあたりはWordを使った方が断然効率的ではないかと思います。
まとめ
社会人の資格試験の勉強において、重要な要素として、如何に時間を確保するかということも挙げられるのではないかと思います。PDF⇒Word変換は時短という意味では個人的には役立ちました。
本記事が参考になれば幸いです。
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