Excel(エクセル)で同じデータの数や連続する回数を数える方法

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エクセルにデータを入力したけど、同じデータが何個あるのか数えるにはどうしたら良いのか。また、それが連続する場合、何連続しているのか数えたいけどどうしたら良いのか。

私は、これを択一試験で正解がどの番号が多いのかとか、同じ番号が何回連続するのかとか調べるときに使いました。

その他、天候で晴れが何回続いたのかとか、株式投資等で何かしら使えるかもしれません。

ご参考にしていただけると幸いです。

Excel(エクセル)で同じデータの個数を数える方法

まずは、ある一定の範囲で同じデータがあるセルがいくつあるか数える方法をご説明します。

これは簡単で「=COUNTIF(範囲,検索条件)」という関数を使います。

以下の例題をもとに解説します。

【例題】定期テスト問題1~10のうち正解番号がB列に記載されています。この場合、正解①~⑤の個数は何個あるか。

【回答】

(1)「=COUNTIF(範囲,検索条件)」の回答を記載する欄を設けます。

   今回はEとFに次のような回答欄を設けました。

(2)「=COUNTIF(範囲,検索条件)」のうち検索条件を記載するセルを設けます。

  今回はH列です。

※この点、「=COUNTIF(範囲,検索条件)」の検索条件はその条件が文字であるならばエクセルに明記しなければならず、例えば検索条件に実際の条件を入力しても反映されません。「=COUNTIF(範囲,①)」としても①は文字扱いとされてしまうので、正しく機能せず、必ずどこかのセルに条件を記載する必要があります。

(3)回答欄に「=COUNTIF(範囲,検索条件)」を入れる

例えば①であれば、「=COUNTIF(B3:B12,H3)」を入れる。

Excel(エクセル)で同じデータが連続する回数を数える方法

例えば、先ほどの例題で②は何回連続したか数える方法のことを言います。

これには、次のような式で求められます。

最初:1

2回目以降:IF(前問の回答=今回の回答,前問までの連続回数+1,1)

最初は手入力で1を入力しますが、2回目以降はIFを使って、前問の回答と今回の回答がイコール(=)ならば、前問までの連続回数に1を足す、イコールでなければ1に戻るというような式になります。

言葉ではわかりにくいので、次の例題で説明します。

【例題】定期テスト問題1~10のうち正解番号が連続するのは何回あるか。

【回答】

(1)以下のように回答欄を設け、最初は1を記載する。

※最初は連続しないので必ず1になります。

(2)D4のセルに「=IF(B3=B4,D3+1,1)」を入れる。

これは、問題1の回答(B3)と問題2の回答(B4)が同じならばD3に1を足し、異なれば1とするという式です。

(3)D4セル右下をD12までドラッグして、式を問題10まで反映させる。

こうすると、各問題の前問との連続回数が記録されます。

(4)「=COUNTIF(範囲,検索条件)」を使って、連続回数を数える。

なお、連続回数1回は2回と3回が被っているのでその分を引き、2回は3回が被っているので、その分を引けば各連続回数の個数が導けます。

最後に

何かに役立てば幸いです。

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