エクセル(Excel)で日付から事業年度を特定する関数

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事務仕事をしていると、「ある日付から事業年度までの残り日数や月数はどのくらいなのか」、簡単に事業年度までの差を求める方法がないのか等、思ったことはありませんか。

筆者がこの記事を書いているとき、ある日付けから事業年度までの月数を調べられる関数が必要だったので、作ってみました。

参考にしていただけると幸いです。

結論

結論としては、例えば、A1にある特定の日付を入力して、A2にA1の事業年度末日を求めたい場合、事業年度が3月31日であれば、以下の関数を使えば事業年度を求められます。

A2セル=IF(MONTH(A1)>3,DATE(YEAR(A1)+1,3,31),DATE(YEAR(A1),3,31))

※A1は、ある特定の日付。

詳細

A1に記載されている日付の月が3より大きい場合、言い換えると、4月から12月である場合、その事業年度末日は翌年になるので、年数を+1する。もし、そうでないのであれば、1月から3月の期間と言えるので、事業年度末日は、同じ年数になるので、年数の追加はない。

…というものです。

補足

なお、事業年度が例えば、3月31日ではなく、9月30日ならどうするか。

これは、=IF(MONTH(A1)>3,DATE(YEAR(A1)+1,3,31),DATE(YEAR(A1),3,31))のうち>3(3より大きい)という表現を>9(9より大きい)とし、9月は30日で終了するので、3月の3を9に変え、31を30に変えれば、使用できます。

事業年度末日までの月数をカウントするには、どうすれば良いか。

これについては、DATEDIF(開始日,終了日,”単位”)を使えば大丈夫です。

このうち単位は、YとMとDがあり、Yが年、Mが月、Dが日となり、初月不算入となります。

例えば、A1に開始日を入れて、A2に終了日を入れて、月数を計算すれば、次のような式になります。

初月不算入ならば、=DATEDIF(A1,A2,”M”)

初月算入ならば、=DATEDIF(A1,A2,”M”)+1

事業年度末日までの日数をカウントするには、どうすれば良いか。

月数の場合とほぼ同様です。

事業年度末日までの日数をカウントする。

初月不算入ならば、=DATEDIF(A1,A2,”D”)

初月算入ならば、=DATEDIF(A1,A2,”D”)+1

注意

セルを計算するときは、セルの書式設定の表示形式タブで日付を表す場合は日付、数字を表す場合は、標準や数値等で正しい表示形式にしましょう。

そうしなければ、エラーになってしまいます。

まとめ

説明がわかりにくかった箇所もあるかと思いますが、とりあえず記載されている関数を入れてみれば、理解できてくるかと思いますので、試しに挑戦してみてください。

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