司法書士試験から1週間が経ちました。
司法書士試験お疲れさまでした。
受験生は終わってひと段落というところかと思いますが、当時のことを思い返して私自身、受験の各フェーズでいろいろな悩みがありました。本記事は、恐らく今年は厳しく来年も勉強を続けようと感じている方向けの記事になります。
ここで共有させていただけたらと思います。
なお、人のよって違うのは当然ですので、あくまでご参考としてご覧いただけたらと思います。
受験が終わってからやるべきこと
1)自己採点
自己採点は次に進む、一歩となりますので、早めにやることをお勧めします。
受験当初、お試しで受験したことがあるのですが、その際、自己採点をしていませんでした。点数が悪くて落ち込むことが嫌だったので、自己採点から逃げていました。
試験を続けるにせよ、続けず諦めるにせよ、何をやるにも出だしが遅くなりますし、中途半端な気持ちでいることが精神的にも良くないので、早めに確認しましょう。
結局のところ、1点足りず不合格であっても、100点足りず不合格であっても不合格には変わりませんので、不合格であるということには気にしつつも、点数に気を取られすぎていても意味がありません。
2)今回の試験に当たっての1年間、直前期、試験当日の振り返り
今回の試験に当たっての1年間、直前期、試験当日の振り返りをし、何かメモ等に書き留めて残しておくことをお勧めします。
私自身、試験当日にいつも、1年間、直前期のことが走馬灯のように頭を駆け巡り、ああしておけばよかったなと思うこと、また直前期から試験当日にかけて頭がどんどんさえてきてなぜこれを最初から維持できなかったのか後悔がありました。
勝手ながら、皆さんも同じような経験があったのではないかと思います。
これに関してしっかりと記録を残し、毎日とは言わないまでも1か月に1回見返すことで、自分自身の受験勉強の励みになります。また、恐らく合格している方や諦めて違うことにチャレンジする方にとっても、司法書士試験で得た貴重な財産になるかと思います。
3)司法書士試験の資格予備校の講座チェック
確実に受かっている方であれば、不要ですが、そうでないのであれば講座をチェックしましょう。
私の受験当時、早割であったり、高得点者の大幅値引きであったり、いろいろなサービスがありました。その費用であれば独学でいろいろなものをそろえるよりもお得になることもあるかと思いますので、チェックした方が良いかと思います。
この点、私は、こういうのにいつも出遅れて割引を受けられないことがあったので、すぐに申し込むか否かは検討するにせよ、確認しておいた方が良いです。
4)休息
人によるかと思いますが、休息は今とっておいた方が良いです。
合格体験記を見ると、「試験日の次の日から再度勉強を開始して一日も休まず取り組んだ。」というような記載がある方もいますが、個人的には1週間から1か月程度は休息しても良いのかと思いますし、私は逆に休息が必要でした。
司法書士試験を本気で目指している中で、私はそれにしか目がいかなくなり、社会人として、人として、少しいびつな思考になっていってしまうような感覚がありましたし、当時20代前半だったので悩みも絶えず不安な気持ちでした。
この気持ちのまま、また1年間試験に臨んでも途中で息切れしちゃうだろうなと思い、休息をとりました。
その結果、私は休息をとりすぎて年が明けて2月ころまで勉強していませんでしたが、1か月程度であるならば寧ろ休息した方が気持ちを新たに取り組めるかと思いますので、私としては休息があって良かったと思います。
5)いろいろな人に話をして今後の方針を立てる
最後に次にどうするのかいろいろな方に意見を求め話をしてから次に動いた方がよろしいかと思います。
先ほどの項目でも申し上げましたが、試験勉強を1年間もひたすら続けていると、思考がいびつになります。
俗世から離れた修行僧(実際には知りませんが…)のような感覚があります。
そうした中で、私はまともな判断ができませんでしたので、いろいろな方に意見をいただきました。
特に、司法書士と接点を作れそうであるならば、実際に司法書士と話をしてみて、方向性を見つめなおすことをお勧めします。
当時、一般企業に勤めながら司法書士試験を目指していましたが、知り合い経由で司法書士と話す機会を設けていただき、試験後に話を聞きました。
その時、初めて自分の勉強量が足りないということに気づきましたし、実際の仕事のイメージも変わりました。
これに関しては、実際に司法書士と話してみないと気づかないことで、インターネットの情報だけでは得られないものかと思います。
私は、そこで司法書士試験に取り組む覚悟ができました。
まとめ
以上が試験後にやっておいた方が良いことです。
今回の試験で諦める方、もう一度チャレンジされる方、合格可能性がある方、様々な立場があるかと思います。
いずれの立場にせよ、まずは休んで気持ちを切り替えたうえで次のことにチャレンジすることをお勧めします。
また、関連記事も次のとおり記載しましたので、興味があればご確認ください。
改めてお疲れさまでした。
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